5月に世界挑戦の黒田と小西が豪華スパー 激闘で互いに刺激
5月13日に後楽園ホールでボクシングのIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(36)=南アフリカ=に挑戦する同級4位の黒田雅之(32)=川崎新田=と5月19日に神戸ポートピアホテルでIBF世界ライトフライ級王者フェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=に挑戦する同級3位の小西伶弥(25)=真正=が6日、川崎市の川崎新田ジムで6回の公開スパーリングを行った。
世界挑戦者同士の豪華な顔合わせは3日に続いて2度目。体格で勝る黒田が長く鋭いジャブを繰り出せば、小西は頭を振りながら懐に飛び込む、互いの持ち味を出し合いながら、試合さながらの激しい打ち合いを繰り広げた。
「なるべく遊びを持つ。ガチガチにならない」ことを意識したという黒田は、「今日は間の抜けたスパーリングになった。3、40点。対策をしてきたので、やりずらいなと思った」と不満顔。「もうちょっとやりようがあるなと。ワンパターン、ツーパターンぐらいしか今日はできなかった。先に突き放したいのがあったんですけど、もっと突き放したい」と反省した。
小西について「瞬発力がある」と評価。「お互い目指すところは一緒なので、すごいありがたい。精神的に刺激になります」と感謝した。
2日に神戸からやってきた小西は、この日が出稽古の最終日。黒田の前にはWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)ともスパーリングを行い、「東京の方がいろんなタイプの選手がいる。関西ではなかなかできないので、いい経験になる」と手応えを感じている。
前回の黒田とのスパーリングでは「今までにないぐらいボコボコにされた。今までのスパーリングの相手で一番強かった。頭を振ることを心がけているんですが、それができなかった。ジャブがとにかくスピードがあった」と実力に驚嘆。この日は、「まだマシでした。前が10点だったら、今日は20点ぐらいですかね」と話しつつ、「次の相手が大きく振ってくるハードパンチャー。黒田選手みたいに強くてスピードのある的確なパンチを打つ選手はすごく練習になる」と収穫を口にした。



