ジョン・ジョーンズ初防衛 反則膝蹴りで減点2も問題なく判定勝ち

 「UFC235」(2日、ラスベガス)

 ダブルタイトル戦が2日(日本時間3日)、米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催され、メインイベントではライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズ(31)=米国=が3-0(48-44×3)の判定で同級3位のアンソニー・スミス(30)=米国=を退け、初防衛に成功した。

 昨年12月30日に1年5カ月ぶりの復帰戦を行ったジョーンズ。同級王座決定戦で、アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)を3回KOでしとめ、再びベルトを巻いて19年を迎えることとなった。パウンド・フォー・パウンドの呼び声も高かったジョーンズだが、禁止薬物問題など不祥事が度重なり、落ちた英雄となっていた中で、実力は健在であることを示した。

 初防衛戦に迎えたのは3連続KO勝利中のスミス。両者、身長は193センチで同じだが、リーチがジョーンズは214センチ、スミスは193センチと大きな開きがある。ジョーンズは初回からソバットなど多彩な仕掛けでプレッシャーをかけて試合をコントロールする。

 攻め手を見いだせないスミスが戦意を失いかけていた4回終盤。ジョーンズは、グラウンド状態のスミスの頭部に膝蹴りを入れる反則で減点2。試合が一時中断し、再開後は大きなアクションがないまま終了となった。

 反則での減点以外の失点はなかったジョーンズは勝利者インタビューで「スミスは素晴らしいスタミナとライオンハートを持っていた。どんなに攻撃しても屈しないターミネーターだ。俺のインスピレーションにつながる相手だった。戦えて光栄に思う」と優等生発言で挑戦者をたたえた。復帰連勝となり今後を問われると、「今ここにいることを楽しみたい。自分にとっての挑戦は続く。家族のため、チームのため、より良い人間になりたい」と話した。

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