殿堂入りの名王者エウセビオ・ペドロサ氏死去 WBAフェザー級防衛19回

 ボクシングの元WBA世界フェザー級王者エウセビオ・ペドロサ氏が1日、膵臓がんにより自宅のあるパナマ市で死去した。62歳だった。パナマ・アメリカなど複数現地メディアが報じた。

 パナマ市出身のペドロサ氏は73年にプロデビュー。76年にアルフォンソ・サモラ(メキシコ)の持つWBA世界バンタム級王座に挑戦して2回KOで敗退するが、中南米特有の柔らかな動きと177センチの長身を生かしたボクシングはフェザー級に転じて開花。78年4月にセシリオ・ラステラ(スペイン)に13回TKOで破りWBA世界フェザー級王座を獲得すると、85年6月にバリー・マクギガン(アイルランド)に判定負けするまで、7年以上に渡り19回連続防衛に成功。これは現在もフェザー級の世界王座連続防衛回数の最高記録である。99年には国際ボクシング名誉の殿堂入りも果たした。「エル・アラクラン(サソリ)」の愛称で呼ばれ、空手の黒帯保持者でもあった。

 19回の防衛戦の中には日本でも2試合を行っている。79年1月に後楽園ホールでロイヤル小林(国際)に13回TKO勝ち。80年1月にも後楽園ホールでスパイダー根本(草加有沢)を3-0の判定で退け、世界最高峰の技術を見せつけた。

 近年は闘病生活を送っていた。パナマのフアンカルロス・バレラ大統領は「ボクシング元会王者エウセビオ・ペドロサは何度も国の名前を高めました。哀悼の意を表します」とツイッターでお悔やみを述べた。ペドロサ氏から王座を奪ったマクギガン氏もツイッターで「ライバルだった世界王者のエウセビオ・ペドロサが62歳で亡くなった。私にとって悲しい日。ペドロサは史上最長のフェザー級のチャンピオンの一人。彼とリングを共有することは最上の喜びだった」と追悼した。

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