大仁田、1500針突破!馬場さん追善興行で頭部負傷し縫合

 “邪道”大仁田厚(61)にとって、勲章ともいえる傷がついに1500針に到達した。

 19日に東京・両国国技館で開催された「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」に出場した大仁田は、ケンドー・カシン、鈴木秀樹、保坂秀樹と“はぐれ邪道軍”を結成し、グレート小鹿、長井満也、石川修司、佐藤光留組と、ストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチで対戦。大仁田は佐藤に机上パイルドライバーを決めるなど、奮戦したが、佐藤からお返しのギター攻撃を食った際、右頭部を裂傷した。

 試合はパートナーの鈴木がダブルアーム・スープレックスで佐藤を仕留めて勝利したが、傷が深いため、試合後、東京・墨田区内の病院に直行。頭部裂創と診断され、7針の縫合手術を受けた。

 これまで、大仁田の傷の縫合箇所は1499針だったため、今回の7針を加え、計1506針となった。89年10月にFMWを旗揚げし、デスマッチ路線に活路を求めた大仁田は。当然のごとく生傷が絶えず、94年には1000針を突破した。その後、引退、復帰を繰り返したため、傷が増えるペースは落ちていたが、この度、区切りの1500針に到達した。

 大仁田は「『ジャイアント馬場没20年追善興行』という、師匠・馬場さんにまつわる試合で、とうとう1500針を突破し、1506針になりました。うれしいやら悲しいやら、分かりません!この調子でいくと、まだまだ先だと思っていた2000針も、現実味を帯びてきました。皆さん、この先も2000針まで応援してください!」とコメント。

 21日に佐賀県内の病院に入院し、22日に両ヒザに人工関節を入れる手術を受ける大仁田。長期欠場が濃厚だが、この手術を受けるのは、現役生活を続けるためでもある。復帰後、晴れて2000針を突破する日は来るのだろうか?

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