スターダム・岩谷が米でWOH王座奪取!夢の新日本MSG大会で防衛戦だ

 女子プロレス・スターダムの岩谷麻優(25)が11日(現地時間10日)、米フロリダ州マイアミで開催されたROHのPPV大会「バウンド・バイ・オナー」で女子部門のWOH王者ケリー・クライン(33)を破り、第3代女王に輝いた。

 同王座は昨年4月、ニューオーリンズで行われた王座争奪トーナメント(16選手参加)の決勝で坂井澄江がクラインを下して初代女王に就いた。その後12月にクラインが坂井を破って王座が移動。今回はトーナメント準決勝でクラインに敗退した岩谷にリベンジ戴冠のチャンスが回ってきた。

 スターダム勢の同王座挑戦は昨年6月の葉月に続いて2人目で、11分3秒の熱闘はムーンサルトを決めてベルトを奪取。ワールド王座V3防衛戦でトニー・ストームに敗退(17年9月)して以来1年5カ月ぶりシングル戴冠を果たした。

 日本の女子選手が米主要団体の王座を獲得したのは岩谷で9人目。JBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)=88年・WWF女子タッグ王座、ブル中野=94年・WWF女子王座、北斗晶=96年・WCW女子王座、浜田文子=10年・TNA女子ノックアウト・タッグ王座、アスカ=16年・NXT女子王座、18年・スマックダウン女子王座、坂井澄江=18年・WOH王座、カイリ・セイン=18年・NXT女子王座=に続く快挙だ。

 岩谷は3月にもROHのラスベガス大会に遠征。王座をキープすれば4月6日、ROHと新日本がニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催するG1スーパーカード大会出場が濃厚で、殿堂での夢の防衛戦が実現する。

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