K-1王者・久保優太 防衛戦に「脇役でいい。ベルトを守れるように戦う」

 K-1の平成最後のビッグマッチ「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~FESTA.2~」(3月10日・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で、城戸康裕(36)の挑戦を受けて防衛戦を行うK-1 WORLD GPウエルター級王者・久保優太(31)が31日、シビアな現状認識を打ち明けた。

 K-1、Krushなどのトップ戦線で長く活躍してきたベテランの城戸を迎え撃つ久保は、「やりにくい選手というか、手脚が長くて距離を取ってというタイプなので。お互いのファイトスタイル的に、面白い試合にはなるのかな…。だからメインは勘弁してくれと。試合順が後ろの方に行くと観客の方たちを冷めさせてしまうので」と苦笑い。

 自身もベテランの域に入っており、「昔だったらそういう(面白くしようという)気持ちも出たかもしれないですけど、今は肉体的にも下降線をたどっているので、なかなか厳しいなと」と、シビアな自己認識を示した。

 それでも、「ベルトはかなり重いもの。ベルトがある/ない、現役王者か元王者かで周りの目も違いますから」とも指摘する久保は「最低でも勝ち」を今回のテーマに掲げ、「判定でもいいので勝ちます。最低でも勝利して次のプランを考えたい」と、勝利への強いこだわりを披露。

 「メインやお客さんが期待するような試合をするポジションは若い選手たちに任せて、僕は脇役でいいので、しっかりベルトを守れるように戦います」と、したたかな姿勢を見せていた。

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