カネロ次戦は3階級制覇懸けてSミドル級進出 村田諒太らに与える影響は…

 ボクシングのWBAスーパー、WBC世界ミドル級王者のサウル“カネロ”アルバレス(28)=メキシコ=が5日(日本時間6日)、自身のツイッターを更新。12月15日に米国ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでWBA世界スーパーミドル級王者のロッキー・フィールディング(31)=英国=に挑戦すると発表した。勝てば3階級制覇となる。

 アルバレスは9月15日に米国ラスベガスでゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に挑戦。緊迫した攻防の末、2-0の僅差判定でゴロフキンに初黒星をつけ、王座を奪った。ただ、ゴロフキンは判定に納得せず、再戦を希望している。

 一方でWBCが今月3日、ウクライナ・キエフで開催した年次総会で、アルバレスに対し、次戦を選択試合とすることを認めた。ゴロフキンには、アルバレスへの指名挑戦権を懸けて同級暫定王者ジャーモール・チャーロ(米国)との対戦をオーダーした。

 アルバレスがスーパーミドル級に進出することでWBA世界同級正規王者・村田諒太(帝拳)らミドル級選手の戦略にも影響を及ぼすことになりそうだ。村田は20日にラスベガスでロブ・ブラント(米国)を迎えて2度目の防衛戦を行う。帝拳陣営は村田のV2戦後の対戦相手候補としてアルバレスとゴロフキンを挙げている。

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