「プロレス・ＴＡＫＡＹＡＭＡＮＩＡ」（３１日、後楽園ホール）

　１７年５月の試合中に頸髄（けいずい）完全損傷の重傷を負い、リハビリを続けている高山善廣（５１）を支援する大会の第１回が行われ、高山ゆかりの選手が多数出場した。全日本で高山と名タッグ、ノーフィアーを組んでいた大森隆男と、ＤＤＴで高山とＫＯ－Ｄタッグ王座を保持していた男色ディーノが合体。秋山準、ディック東郷組を迎え撃ったが、得意の男色殺法を逆に相手に繰り出されて敗れた。

　試合後、男色は大森とのタッグをノーフィアーと名乗り「もう一人足りない。３人がそろったときに、本当の意味のノーフィアーになる。ちゃんと帰ってくるのよ」と高山の復活を待ち、３人でノーフィアーを組むことを宣言。大森も男色と決めゼリフ「いくぞ、ノーフィアー！！」を絶叫し「待ってるぜ」と力強く呼びかけた。