ボクシングの山中竜也が引退 WBO前王者、硬膜下血腫で
ボクシングの真正ジムは31日、世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級前王者の山中竜也(23)が現役を引退すると発表した。2度目の防衛に失敗した7月の試合直後に病院に搬送され、急性硬膜下血腫と診断された。
神戸市内で記者会見した山中は「30歳まではできると思っていた」と悔しさをにじませつつ「周りの方に支えてもらって本当に感謝」と語った。今後は未定という。
日本ボクシングコミッションの規定で、硬膜下血腫などの頭蓋内出血と診断された場合、ライセンスが自動的に失効する。山中は2012年6月にプロデビュー、昨年8月に王座を獲得。戦績は19戦16勝(5KO)3敗。