“神の子”山本KIDがん闘病を公表「治療のために頑張っています」

 総合格闘家の山本“KID”徳郁(41)=KRAZY BEE=が26日、自身のインスタグラムでがんを患っていることを公表した。

 KIDは「私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています。絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!」と、インスタグラム上で明かした。

 詳しい病状などは明らかにしていないが、インスタにはファンからも「神の子は不死身」「早く元気なKIDさんがまた観たい」「Kidさん倒しましょう!絶対!」などの励ましの言葉が並んでいる。

 KIDはミュンヘン五輪代表の山本郁栄氏を父に持ち、姉・美憂と妹・聖子は世界女王のレスリング一家出身。レスリングで学生王者などの実績を残した後、総合格闘技に転向し、01年に修斗でプロデビュー。“神の子”と呼ばれ、立ち技格闘技のK-1、総合のHERO'S、DREAMで活躍した。

 07年1月にはレスリングの北京五輪代表を目指して全日本選手権に出場するも、2回戦で右腕を脱臼して敗退した。11年には世界最高峰の総合格闘技団体UFCに参戦するも白星は挙げられず。15年には元K-1世界王者の魔裟斗とK-1ルールで対戦して判定負けした後、リングには上がっていない。

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