世界ボクシング協会（ＷＢＡ）バンタム級王者の井上尚弥（大橋）が２３日、モスクワから帰国した成田空港で取材に応じ、参戦するワールド・ボクシング・スーパーシリーズ（ＷＢＳＳ）のイベントを終え「より一層気を引き締めて練習に臨める。目標は優勝しかないし、内容にもこだわりたい」と笑顔で話した。

　ＷＢＳＳは異なる団体の世界王者ら８人で争う「最強決定トーナメント」で、井上尚は１回戦で元世界王者フアンカルロス・パヤノ（ドミニカ共和国）と闘う。「キャリアも実力もある」と評し、イベントで対戦相手に指名した。

　試合の日時、場所は８月に発表予定。