ボクシング山中“ナガスパ兄さん”襲名?V2達成で今度は泊まります

 ボクシングの真正ジムは21日、神戸市内でWBO世界ミニマム級王者の山中竜也(23)の2度目の防衛戦を発表した。7月13日に神戸市中央体育館で同級3位のビック・サルダール(フィリピン)と対戦する。2015年に当時同級王者の田中恒成(畑中)に挑み、5回にダウンを奪いながら6回にKO負けした相手について山中は「フィリピンのトップ選手特有のパンチ力、スピード、技術がある」と警戒。「打たせずに打つ自分のボクシングをするだけ」と誓う。

 また、20日に2度目の防衛に成功したIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が統一戦を希望していることについては「うれしい。自分も前からしたいと思っていた」と前向き。「まず、次しっかり勝たないと」と気持ちを引き締めた。

 6人きょうだいの長男は3月18日の初防衛後、三重県桑名市の遊園地「ナガシマスパーランド」へ母ときょうだいで日帰り旅行に出掛けた。「家族が喜んでくれるのが一番うれしい」と言い、V2達成なら「今度は泊まりで行きたい」と公約。「新しいアトラクションができるらしいので、めっちゃ楽しみ」と、どんなテーマパークより思い入れのある場所だけに“ひらパー兄さん”ならぬ“ナガスパ兄さん”襲名も近い?

 V2戦のチケットは真正ジムのホームページで先行受付中。6月1日からチケットぴあでも発売される。同日は小西伶弥(24)のWBOアジア・パシフィック・ライトフライ王座決定戦も行われる。

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