王座剥奪のネリ、ドーピング陰性 2月初め、メキシコで検査
日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は28日、計量失敗により世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座を剥奪されたルイス・ネリ(メキシコ)のドーピング検査の結果が陰性だったと発表した。検査は2月2、3日にメキシコで行われた。
ネリは山中慎介(帝拳)から昨年8月に王座奪取。しかし、7月に受けた検査で禁止薬物ジルパテロールに陽性反応を示したことが8月下旬に明らかになった。WBCは意図的摂取の証拠がないとして、王座保持を認め再戦を命じていた。