オカダ、調印式でSANADAの多弁にビックリ「これだけしゃべるんだ」

 新日本プロレスは7日、都内の事務所で10日のエディオンアリーナ大阪大会で王者のオカダ・カズチカ(30)にSANADA(30)が挑戦するIWGPヘビー級選手権試合の調印式を行った。

 内藤哲也が率い、絶大な人気を誇るユニットのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員であるSANADAは「オレは日本国内、世界、いろんな団体に出てきた中で、その(IWGPの)ベルトが一番輝いて見えました。今、日本のプロレス界のナンバーワンユニットにいる中でIWGPが加われば、世界ナンバーワンユニットになると思ったからです。オカダ・カズチカはEVIL、内藤哲也を倒した男。これは倒しがいがあるでしょう」と挑戦の理由を説明した。

 一方のオカダは前日にIWGPタッグ王者のSANADA、EVIL組に挑戦して敗れたが、「とても悔しいです。でも、しっかり切り替えて、次はシングルの、IWGPヘビーのタイトルマッチなので。EVIL、内藤ができなかったことをSANADAさんができるのであれば、ぜひ、大阪の、日本の、世界のみなさんに見せてくれればいいんじゃないかと思いますけど、それはできないと思います」と、10度目の防衛に自信を示した。

 SANADAは新日本に参戦してからほとんどコメントを発しなかったが、1月の札幌大会2連戦でオカダに要求されて口を開くようになった。オカダは「話せと言ったのは、何も感じられなかったからです。話さなくても行動で示すこともできると思いますが、それもなく、スイッチを入れさせないといけないと思って、『本当のことを言ってくれよ』と言ったら、話すようになって勢いもついてきた」と説明しつつ、「今日もSANADAさんはこれだけしゃべるんだと、ちょっとビックリしています」と、予想以上に多弁だったことに驚いていた。

 前日の対戦では大SANADAコールが起こったことには、「毎回感じていることで、逆に声援が起きていなかったらおかしい」と受け止め、「あれだけの大歓声を起こした上で、そのお客さんに認めさせるのがチャンピオン。やっぱりオカダ強えなと言うぐらいまで激しい試合をして勝ちたいと思います」と貫禄の勝利を予告。SANADAは「ロス・インゴ内にも、新日本プロレスにも、自分が勝って刺激を与えたいと思います」と静かに闘志を燃やした。

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