拳四朗、地上波生放送効果にビックリ 一夜明けさらにSNSのフォロワー増
WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(25)=BMB=が防衛成功から一夜明けた31日、会見した。拳四朗は都内で、4回TKO勝ちした生中継の反響の大きさに喜んだ。
地上波生中継は効果てきめんだった。拳四朗は「SNSのコメントもだいぶ増えた。やっぱり生放送はすごいな」と目を丸くした。30日の試合直後、自身のインスタグラムとツイッターのフォロワー数は約200人増にとどまり肩を落としていたが、一夜明けると数字はさらに増しており、インスタグラムは試合前から500人以上、ツイッターも同430人以上増えた。
前夜は携帯電話に届いた祝福の返信などに追われ1時間ほどしか眠れていないというが、それも有名人の宿命。父の寺地会長も「ボクシングで(メディアに)出るだけではなく、いろんなメディアに出て有名になり(拳四朗の)価値を高めたい」と野心を口にした。
名前を広く知らしめるため、勝ち続けることが必要なのは理解している。次戦は5月に僅差判定で王座を奪ったガニガン・ロペス(メキシコ)との再戦が予定されるが「最後は倒して前回より差をつけたい。明らかな勝ちを狙いたい。来年も全勝して防衛し続けます」と力を込めた。
世界戦3連勝をKOで締めくくり「ホッとした。いい年越しができる」と童顔をほころばせた。1月中旬までのつかの間のオフは祝勝会や新年会の予定で埋まっている。英気を養い、新たな1年をさらなる飛躍の年とする。