田口良一「勝つのは自分」 前日計量1発パス
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「ボクシング・トリプル世界戦」(31日、大田区総合体育館)
調印式と前日計量が30日、都内で行われた。前日計量は出場6選手全員が1回でパスした。
WBA・IBF世界ライトフライ級王座統一戦はWBA王者の田口良一(ワタナベ)が48・8キロ、IBF王者のミラン・メリンド(フィリピン)が48・7キロ。
田口は「厳しい試合になると思うが勝つのは自分。4団体あるということで、お客さん(ファン)にだれが強いか分かりにくくなっているので、統一戦ができてうれしい」と話した。
WBO世界フライ級タイトルマッチは王者・木村翔(青木)50・7キロ、指名挑戦者で同級1位の五十嵐俊幸(帝拳)が50・8キロだった。
木村は「体調は万全。これからリカバリーして頑張りたい。大みそかという大きな舞台。日本人対決に恥じない熱い戦いを見せたい」と意気込んだ。五十嵐も「やるべきことはすべてやったので出し切るだけ。4年8カ月ぶりの世界戦、再び世界のベルトを手に入れたい」と気合十分だった。
IBF世界ミニマム級タイトルマッチは王者・京口紘人(ワタナベ)が47・5キロ、指名挑戦者で同級3位のカルロス・ペドロサ(パナマ)が47・1キロだった。