冨田大樹、メキシコ修行の成果見せた!デシエルト長池に10回判定勝ち

 16年度全日本ミニマム級新人王で東洋太平洋ミニマム級11位、日本ミニマム級9位の冨田大樹(堺東ミツキ)が9日、堺市産業振興センターで東洋太平洋スーパーバンタム級15位のデシエルト長池(青木)と対戦し、10回判定で勝利した。

 冨田は序盤からスピードある的確なリードパンチを集めてペースを握った。中盤以降は長池がガード越しに細かいパンチを集めて粘りを見せたが、終盤は巧みなボディワークで長池のパンチを外し、打ち終わりに的確なパンチでポイントを積んだ。ランカー対決を制し「後半思うように崩せず、反対に細かいパンチをガードの上からですが受けてしまったのは良くなかったが、そこからボディワークにチェンジした」と胸を張った。

 11月には同ジムの川口勝太、好川菜々らと約1カ月間のメキシコ合宿を敢行。「メキシコでは川口さんと好川さんからチャンピオンになるための取り組みを見せてもらった。川口さんからはずっと『力に頼るな』とアドバイスされていたのでそれを試したかった」と修行の成果を披露した。「もっとやってきたことを出したかったが出せなかった。10回を戦い抜いて勝てたことはいい勉強になったが、もっと成長して来年はタイトルマッチをしたい」と上を見据えた。

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