42歳の藤岡奈穂子5階級制覇へ 前日計量パス「自分の集大成として結果を残したい」

 「ボクシング・WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ」(12月1日、後楽園ホール)

 調印式と前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、世界4階級制覇王者でWBA女子世界フライ級王者の藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)は48・7キロ、前IBF女子世界アトム級王者のヨコスタ・バジェ(コスタリカ)は48・1キロでクリアした。グローブはメキシコ製8オンスで、藤岡は紫色、バジェは白色を使用する。

 WBC女子世界ミニフライ、WBA同スーパーフライ、WBO同バンタム、そして現王座に続く前人未到の5階級制覇に挑む藤岡は、「やっと(試合が)決まった。あとはやるだけなので、プロで18年間やってきて最終段階に入ってきているので、自分の集大成として結果を残したい」と42歳、16勝(7KO)2敗のベテランが表情を引き締めた。

 対するバジェは世界王座を返上し、2階級制覇を目指す25歳。13勝(6KO)無敗の戦績を誇る。ライトフライ級はベストウエートといい「万全に仕上げてきた。勝ちたい」と笑顔を見せる余裕も。

 互いに相手が「小さく見えた」と挑発。「私にとって一番大事な試合。明日は激闘になる」と宣言したバジェに対し、藤岡は「明日は10ラウンドかからないんじゃないかな」とKOでの偉業達成を予告した。

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