王者エンダムが来日 村田との因縁リマッチ「今度は一度も触らせない」
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)
同級1位・村田諒太(帝拳)の挑戦を受ける王者アッサン・エンダム(フランス)が15日、来日した。都内のホテルで記者会見したエンダムは、ブルーのジャケットに、首にはグッチのグレーのストール姿。ペドロ・ディアスチーフトレーナー、オズワルド・レナルドサブトレーナーとともに穏やかな笑みを浮かべていた。
「日本に戻ってこられてうれしい。トレーニングもうまくいって、最高に仕上がった。試合が待ちきれないよ。(5月の)初戦は互いにいい試合ができたし、今回はそれ同等、それ以上の試合をしたい」と意気込んだ。
再戦については「この試合で私が新しいことを証明する必要はない。私がいいボクサーであることは前回証明できたと思う。ベルトを持って帰るだけ」と自信満々。
前回ダウンしたことについても「前回は1度だけ触らせたけど、今度は1度も触らせない」と予告した。さらに「村田が私をダウンさせられないようなら、12ラウンドまでいってまた私の判定勝ちになる。もしくは私が彼をKOするだろう。完全決着をつけるつもりだ」と自信満々だった。