拳四朗の初防衛戦はペドロ・ゲバラ 村田、比嘉とのトリプル世界戦

初防衛戦の必勝を誓う拳四朗
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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(10月22日、両国国技館)

 WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(BMB)の初防衛戦が19日、都内で発表された。挑戦者は同級1位で元同級王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)。試合は村田諒太(帝拳)の世界再挑戦、比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)とのトリプル世界戦として行われる。

 ようやく初防衛戦が決まったが拳四朗は「焦りは全然なかった。10月22日に合わせて練習はしていました」と落ち着いた様子。9日から17日まで米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を行い、充実した練習を積んできた。

 「毎日8ラウンド、いいメキシカンとできた。ルディ・エルナンデストレーナーからは手で打つというより体を使った左アッパーとかフックとか、全然知らなかった打ち方を教わった。収穫はいっぱいありました」と振り返った。

 挑戦者のゲバラは14年12月に八重樫東(大橋)をボディーで7回KOで下し王座獲得。2度の防衛後、15年11月に木村悠(帝拳)に12回判定負けして王座陥落。その後4連勝して1位の座をつかんだ。

 拳四朗は「オーソドックスで分やりやすい。難しい相手ではない。勝つのは当たり前で倒さないといけない。世間が認めてくれるよう圧勝に持って行きたい」と自信満々だった。来週から東京で試合に備えた練習に入る。

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