亀田興毅氏、引退・内山氏は「もっと讃えられるべき」

 ボクシング元世界三階級王者の亀田興毅氏が30日、ブログを更新し、29日に引退を表明した元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏について「内山さん程の偉大な王者はもっと讃えられるべきだと思う」と訴えた。

 亀田氏は「偉大なる王者 内山高志」のタイトルでブログを更新。「内山さんは本当に強かった。強過ぎて相手が居ないぐらい強かった」と、内山氏の強さを称賛。内山氏の現役時代を振り返り「度重なるケガでなかなか思うように試合が出来なかったり、ケガを抱えながら試合をしたり…。果たしてベストコンディションでリングに上がったことはあるのだろうか…」と、対戦相手だけではなくケガとの戦いの日々でもあったと述懐。

 それでも「満身創痍の中でも常に圧倒的勝利を飾り日本ボクシング史上3位となる11回の防衛を果たしている」と、万全な体調でなくとも防衛を重ねた強さに舌を巻き、「本当の意味での『ベストコンディション』をラスベガスのリングで見たかった」とその引退を惜しんだ。

 最後には内山氏の今後について「どんな世界に行っても成功されるでしょう」とエールを送り「ボクシング界の更なる発展を願う者としては、内山さん程の偉大な王者はもっと讃えられるべきだと思う」と訴えていた。

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