新王者・京口が一夜明け会見で兄の事件を謝罪「肩を持つつもりはない」

 IBF世界ミニマム級王者ホセ・アルグメド(メキシコ)に判定勝ちし、世界初挑戦でベルトを巻いた京口紘人(ワタナベ)が24日、6度目の防衛を果たした先輩のWBA世界ライトフライ級王者田口良一とともに都内のジムで一夜明け会見した。

 京口の右ほおは、バッティングでパンパンに腫れ上がり「アンパンマンみたいになりました。おたふくかぜかな」と苦笑い。

 この日、師匠と仰ぐ元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎に電話で王座獲得を報告した。「KOできなくてすみませんと言ったら、『勝つことが大事。ああいう舞台に立つことが一番や、立ちたくても立てない人間がおるんやから』と言ってもらった。教え子のチャンピオン1号になれてうれしい」と喜んだ。

 初防衛戦は同級3位のカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)との指名試合となる。渡辺会長は「10月になると思います」と話した。

 また、会見後には自ら今月12日に兄でプロボクサーの竜人(グリーンツダ)が酒気帯び運転の疑いで逮捕された件について謝罪した。「ボクサーとしても人としてもやってはいけないことをしてしまい、ボクシング界のイメージを悪くしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。兄弟で他人ではないので、謝罪したかった。兄の肩を持つつもりはないし、自分は自分で頑張っていきたい」と頭を下げた。

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