田中恒成、田口との統一戦実現へ「俺にも責任ある」

 「ボクシング・ダブル世界戦」(23日、大田区総合体育館)

 WBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(畑中)が、かねてから統一戦を熱望しているWBA同級王者の田口良一(ワタナベ)の6度目の防衛戦をリングサイドの放送席で生観戦し、「田口選手は間違いなく最強の相手。向き合える時が来るのを望んでいる」とあらためてラブコールを送った。

 試合後は「誰が見ても純粋に強かった。いつも以上に気持ちが出ていてボクシングにも結びついていた」と王者をたたえ、リングサイドから見た光景については「正直今日は(解説で)しゃべる言葉を考えていたので、(観戦しながら)自分が戦ったらどうかは考えていなかった」と苦笑いした。

 待ち望んできた“恋人”との統一戦は、年末にも実現する可能性が出てきた。「もともと、何とかやらざるを得ない状況をつくってきたが、機運が高まってきた。これだけ(対戦を)口に出してきた俺にも責任がある。有言実行できないと面白くない」。自身は9月13日に大阪で2度目の防衛戦を控えているが、「間違いなく負けないので安心してほしい」と自信をのぞかせた。

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