帝里木下“お守り”効果で世界獲る!「心強いです」長谷川氏以来の世界王者目指す

 子から贈られた手紙を携え、オーストラリアに出発した帝里木下
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 「ボクシングIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月2日、ブリスベン)

 挑戦者の同級3位・帝里木下(千里馬神戸)が26日、14年7月以来2度目となる世界挑戦に向け、関西空港からオーストラリアに出発した。

 “お守り”を携え決戦に臨む。妻摩由子さん(43)、長女ももこちゃん(6)、次女美羽子ちゃん(3)が激励のメッセージを寄せた一枚の手紙。愛娘は「おすとらりや ぼくしんぐ がんばってね」と記した。最愛の家族は30日に現地入りする予定。帝里は「心強いです」と、少し照れながら拳を握った。

 体重はリミット(52・1キロ)まで残り約3キロと減量も順調で「ワクワクする。イケイケモードでやりたい放題、自分のボクシングを全て出し切って必ずベルトを手にしたい」と決意をにじませた。

 王者・アンカハス(フィリピン)に勝てば同ジムとして、05年4月にウィラポン(タイ)を倒してWBC世界バンタム級王者となった長谷川穂積氏以来の世界王者となる。千里馬会長は「帰りはチャンピオンベルトがあるから(荷物が)重量オーバーや」と気炎を上げて海を渡った。

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