京口、7・23世界初挑戦 辰吉直伝左ボディーで「一発KO」

 「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(7月23日、大田区総合体育館)

 ワタナベジムは14日、都内で7月23日に東京・大田区総合体育館でダブル世界戦を行うと発表した。メインは東洋太平洋ミニマム級王者・京口紘人(23)がIBF世界同級王者のホセ・アルグメド(28)=メキシコ=に世界初挑戦する。また、WBA世界ライトフライ級王者の田口良一(30)が同級1位のロベルト・バレラ(24)=コロンビア=を迎え、6度目の防衛戦を行う。元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(36)の再起戦(相手未定)、日本スーパーフライ級王者の船井龍一(31)の同級1位の奥本貴之(25)=グリーンツダ=との初防衛戦も行われる。

 京口がデビューから1年3カ月、8戦目の世界初挑戦のチャンスをつかんだ。「自分は再軽量のミニマムでも倒せるパンチに自信がある。KOで勝って、京口の試合はオモロイなと盛り上がるようアピールしたい。100%勝ちます」と自信を見せつけた。

 プロ入り前はかつて大阪帝拳に所属していた3歳上の兄、竜人と同ジムで練習し、OBで元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎から指導を受けたこともある。「左ボディーは直伝です。一日中、左ボディーを練習させてもらったこともあります」と振り返る。

 自身を奮い立たせるため上京し、実力でチャンスをつかんだ。今回、メインイベンターに大抜てきされ「一発で、KOで(世界ベルト)を取りたい」と話した。

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