カシアス内藤次男の未来が2回TKO勝ち
「ボクシング・東日本新人王予選4回戦」(16日、後楽園ホール)
ライト級は内藤未来(E&Jカシアス)が高原亮(オサム)を2回2分22秒TKOで下し、次戦に駒を進めた。2回、左フックから強烈な右アッパーを決めた。内藤は3勝(2KO)無敗。
「新人王は長丁場なので少ないラウンドで勝てたのは大きい。2ラウンドまでは様子を見るつもりでしたが、1ラウンドでパンチが見えた。2回はセコンドから行け!と言われました」と振り返った。
リングサイドで見守った兄の律樹は「冷静だった。アマの経験があまりないので距離をつくるのが難しい。それができたきたのが一番成長したところですね」と評価した。
未来は沢木耕太郎のドキュメント「一瞬の夏」に描かれた元日本ミドル級王者・カシアス内藤の次男。兄の律樹は元日本スーパーフェザー級王者。