日本初チャンピオン夫婦が近大入学「今後の人生に生かしたい」

 日本初のボクシングチャンピオン夫婦のWBO女子世界フライ級王者の好川菜々(38)=堺東ミツキ=と、夫でトレーナーの元WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者の野上真司氏が24日、所属ジムで会見し、そろって近大通信部短期大学部に入学すると発表した。

 好川は「世界チャンピオンになりましたが、いつまでも現役を続けられない。次のステップを考える中、夫婦共にスポーツしかしてこなかった。いろんな方々とお会いしていくうちに、もっともっと知識を増やしていかないといけないと思うことが多かった。いずれはジム経営も含めて2人で何かビジネスをしたいと思っている。そのためにも今このタイミングで大学に入学たいと思ったのも大きなご縁。しっかり勉強をして今後の人生に生かしていきたいと2人で決めました」と入学に至った経緯を説明した。

 野上氏は「常識にはまらない大学理念は自分たちの生き方に照らし合わせても共感できることが多く、とても魅力的だった。夫婦で大学に行く方も少ないと思いますし、2人で協力してきっちり卒業したいと思います」。好川も「大人になってからでも何でもチャレンジできることを伝えられる存在になれたらいいですね。あっ!学割ですね(笑)楽しみにしておきます」と笑った。

 4月末に防衛戦を予定する現役世界チャンピオンが、ボクシングに続き大学生としても夫婦二人三脚でチャレンジする。

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