超花火・大仁田と船木が初タッグ結成!3・5名古屋大会でTARU、田中将と激突

 ついに“水と油”が交わることになった。26日に東京・エスフォルタアリーナ八王子で行われた超花火の爆破王選手権試合を制して新王者となった大仁田厚と王座から陥落した船木誠勝が27日、都内のZERO1道場で会見を開き、初めてタッグを結成することを発表した。

 FMWの創始者で、デスマッチ路線を開拓した大仁田と、ストロングスタイルを追及したUWFで活躍した船木は昨年から抗争を続けてきたが、26日の試合後に握手を交わしていた。この日、大仁田は「UとFの長い闘いの中で水と油が交わることはなかった。俺の長いプロレス人生の中で、(船木と)タッグを組んでみたいと思った。もし組んでもらえたら最強、最狂のタッグになると思う」と友好的に共闘を呼びかけた。

 これに対し、船木は「この1年間大仁田さんとの闘いの中で、怒りや本当に色んな感情を引き出してもらった。いい状態で試合に臨めた。本当かどうかわからないけど、大仁田さんが今年で引退すると言う。43年というと、本当に長い。僕はタイガーマスクのファンだったんだけど、その頃、大仁田さんはインターナショナルのチャンピオンだった。それにけがですぐ引退したのは、なんでそんな若い時にって思った。その頃俺は5歳くらい。それくらい長い。すごいことだと思う」と感慨深げに過去の記憶を振り返った。

 続けて「その歴史の中で大仁田さんは、色んな変化をしながらプロレスを続けてきた。自分も時代に流されないように、取り残されないようにしながらできるだけリングに立ち続けたい。そう言う意味でもタッグを組んでみたいと思った」と承諾。これで、3月5日の超花火・名古屋大会で大仁田、船木組が始動することが決定し、TARU、田中将斗組と対戦することとなった。

 会見の最後に「水と油というがどちらが水でどちらが油か?」と問われると、大仁田は「そりゃやっぱり俺の方が濃そうだからなぁ、俺が油なんじゃないの?」と笑いを誘った。UとFのタッグは、目の離せないタッグとなることは確実だ。

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