大仁田、サスケと最後の一騎打ちで激勝!3・12全日本にニタ来場も予告

サスケ(左)をギターで殴りつける大仁田厚
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 「超戦闘プロレスFMW」(24日、東京・新木場1stRING)

 今年で引退を宣言している大仁田厚が、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケとの最後の一騎打ちを白星で飾った。また、3月12日の全日本プロレス・後楽園ホール大会に、アジアタッグ王者(パートナーは渕正信)でもある自身の代理として、自身の化身であるグレート・ニタが来場することも予告した。

 大仁田にとってサスケは、電流爆破デスマッチなどで過去3度の一騎打ち(大仁田の2勝1敗)を行った好敵手。今回は大勢のセコンドがリングを取り囲み、場外に落ちた選手を場内に押し戻すランバージャックデスマッチだったが、セコンドの介入と凶器使用が許されるFMW方式が採用され、いつものFMWのように乱戦に発展した。

 序盤はレスリングの攻防が見られたものの、大仁田が場外に落ちるとセコンドが集団暴行。これが合図になったかのように、セコンドが入り乱れ、イス、テーブル、有刺鉄線バットなどが飛び交う大混乱に陥ったが、最後は大仁田が岩石落としでサスケをイスの山の上にたたきつけて葬り去った。

 試合後、大仁田はリングに横たわる好敵手に寄り添い、「いつもこんなオレに付き合ってくれてありがとうな。お前のことは一生忘れない。最初に電流爆破を認めてくれたのはこの男です!」と感謝の言葉を贈った。

 そして、控室に戻ると、来場を予告していた3月12日の全日本・後楽園ホール大会へ向けて、「オレの名代としてグレート・ニタが行く。アジアタッグのチャンピオンだし、サイン会ぐらいする権利ぐらいあるだろう。オレの化身だし。乱入するかどうかはグレート・ニタ次第」と、不敵な笑みを浮かべた。

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