山中V12へ視界良好 スパー相手がKO予言「やばい、倒して勝つ」

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月2日、両国国技館)

 12度目の防衛戦を控える王者・山中慎介(帝拳)が23日、都内の所属ジムで練習を公開した。2ラウンドの最終スパーリングでは鋭い左を上下に決め、「問題ない。いつも通りの感じです」と納得の様子を見せた。

 シャドーの合間にはバンテージだけで大和トレーナーのミットを打つ姿が。この試合から取り入れた手法だと話し、「実戦前に当てる感覚、距離感がつかみやすい。狙いがピンポイントになった」と手応えを感じている。

 スパーの相手を務めた同門の堀池は「左ストレートも左ジャブもピンポイントで急所を打ってくる。ヘッドギアがなければヤバイ。ボディーも効いた。倒して勝つと思う」とKO防衛を予言した。

 うれしいサプライズもあった。長男の豪祐君(4)が「WBC」の手作りメダルをプレゼントしてくれたという。「12度目にして初めて。Wの字がなかなか書けなかったのを映像で見て泣けてきた」とパパの顔に。試合当日はお守りとしてベルトケースに同封して持参する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス