内山37歳誕生日にスパー開始 肉を切らせる覚悟でコラレス退治へ

 「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(12月31日、大田区総合体育館)

 37歳の誕生日を迎えた内山高志(ワタナベ)が10日、ジェスレル・コラレス(25)=パナマ=戦に向けスパーリングを開始した。同門で日本ライト級王者の荒川仁人(34)と6ラウンド。荒川の左目下を赤く腫らして「誕生日に付き合ってくれたので、軽くお礼をした」と笑った。

 勝てば王座獲得の日本最年長記録。髪には白髪もチラホラと見え「疲れが取れにくくなった」と自覚する。体調管理のポイントは疲労回復で「毎日半身浴している」と言う。

 「ぶっ倒された相手なのでぶっ倒したい。今回はある程度打たれることは想定している。キレイな顔して勝たなくてもいい。どういうパンチを打ち返せるか。前回、当たってないので、パンチが当たるとどうなるか楽しみ」と、肉を切らせてでもコラレスを退治する覚悟だ。

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