村田、右打ち込んだ!右肩の回復順調
WBC世界ミドル級4位の村田諒太(29)=帝拳=が11日、都内のジムで練習し、痛めた右肩の順調な回復ぶりをみせた。「もう9割方良くなって、普通に打っています」と、ミット、サンドバッグに強烈な右を打ち込む姿は、ケガをまったく感じさせなかった。
7月中旬、ドラムミットに右ストレートを打ち込んだ際「肩が外れたかと思った」ほどの激痛に見舞われた。オーバーワークによる疲労に加え「(野球の)ダルビッシュ投手もそうだけど、体が大きくなると痛めることがあるみたい」と、筋肉の成長途上のアクシデントともとらえている。
すでにマスボクシングは開始しており「スパーリングもいつでもできる状態」という。9月に予定していた米ラスベガスでの世界前哨戦は11月にずれ込んだが「何事も、いいふうに考えています」と、あくまでも前向きだ。