内山胸囲11センチ上回る「油断せず」

 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(6日、大田区総合体育館)

 予備検診が4日、都内で行われ出場選手全員とも異常はなかった。10度目の防衛戦を迎えるWBAスーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)は胸囲が挑戦者を11センチ上回った。

 ジョムトーン(タイ)と初めて顔を合わせた内山は「減量でつらそうに見えるけど、きっちり仕上げてくると思うので油断せずに行きたい」と気を引き締めた。

 自身は前回より頸周で0・5センチ、胸囲で2センチアップした。「日によって数値はまちまちだから」と言いつつも「トレーニングで体力やパワーは少しずつでもアップしていると思う」と自信を見せた。

 ムエタイもこなし、体が強いと言われるジョムトーンだが、内山の胸囲102センチは挑戦者を11センチも上回り、同階級では群を抜く数値だ。ワタナベジムの渡辺均会長も「10センチ差がじわじわと、最後にものを言うのでは」と予測した。

 検診を終えた内山はジムに戻り、約1時間体を動かして練習を打ち上げた。終了時の体重はリミットから200グラムアンダー。早くも万全の状態に仕上げている。

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