井上京&堀田 女子17年ぶり電流爆破
「ディアナ」(23日、川崎市体育館)
女子では17年ぶりの電流爆破マッチが行われ、井上京子(45)が堀田祐美子(47)との因縁対決を制した。
改修のため27日に閉館となる川崎市体育館で、爆音が鳴り響いた。両者2発ずつ被弾した12分過ぎ、つかみ合いながらともに被弾して大の字に。意地で起き上がった井上京がカバーし、3カウントが入った。これまで遺恨のあった2人だが、試合後は抱擁し、互いを認め合った。
17年前、電流爆破戦で引退した工藤めぐみさんが立会人を務め、この試合を容認した大仁田も「女子の枠を超えてよくやった」と、ねぎらった。
背中に痛々しい傷が残る井上京は、「女子プロレス、まだまだ死んでねーぞ!!」と絶叫。“女子プロの聖地”58年の歴史に別れを告げた。