諏訪魔&潮崎の特別タッグはイマイチ…
「全日本」(14日、後楽園ホール)
和田京平レフェリーのプロデュース大会のメーンで、普段は敵対する諏訪魔と潮崎豪がこの日限りのタッグを結成。曙&大森隆男と対戦した。
予想通り、コンビ仲はぎくしゃく。諏訪魔がコーナーの潮崎に対し、タッチ代わりに張り手を見舞い、和田レフェリーから交代を認められない場面もあった。潮崎のバズソーキック、諏訪魔のビッグブーツがそれぞれ誤爆。決定的な空中分解になるかと思われたが、何とか踏みとどまった。リングで大森と対峙(たいじ)した潮崎が、豪腕ラリアートからのゴーフラッシャーで勝利を収めた。
バックステージで諏訪魔と並んだ潮崎は「京平さんだから、京平さんが考えたから組んだ」と厳しい表情で強調し、「2015年はオレと諏訪魔、Xceedとエボリューションで戦っていく」とあらためて宣戦布告。和田レフェリーにデビュー当時から世話になった恩がある諏訪魔もタッグは特別とし、潮崎に対し「来年はケリをつけてやる。相変わらずむかつくヤツ」と吐き捨てた。