「WBA世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ」(25日、戸倉体育館)
WBA世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ10回戦が25日行われ、王者・宮尾綾香(31)=大橋=が最終10回の残り2秒、挑戦者で同級8位の西村聡美(33)=折尾=を劇的なKOで下して、5度目の防衛に成功した。
敗れはしたものの、タフな西村が善戦した。KO負けを宣告された瞬間、「まだやれます」とアピール。宮尾に合わせる形でパンチを出し、5回には連打でぐらつかせる見せ場もあった。セコンドに夫の浩明会長、リングサイドには2人の女の子が「ママ頑張れ!!」と、声をからして応援したが実らなかった。