小原が初防衛!10試合連続KO勝ち

 「東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ」(11日、後楽園ホール)

 王者・小原佳太(三迫)が最終12ラウンド、鮮やかな左フックを決めた。レフェリーが試合を止めた後も岩渕真也(草加有沢)はあおむけに倒れたまま、しばらく起き上がれなかった。

 これで10試合連続KO勝ち。左の変則タイプに対し「冷静に距離を測っていました。(相手が)入ってくる時の左フックは狙っていた」と、計算通りの勝利だった。三迫会長は「世界ランクには必ず入ると思う。層の厚い階級だがチャンスをつくっていきたい」と世界獲りを目指す。

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