大場浩平と川口裕も9・14再起戦

 「ボクシング」(9月14日、ボディメーカーコロシアム第2競技場)

 元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で日本ヘビー級2位の石田順裕(38)=グリーンツダ=が9日、大阪市内の所属ジムで会見し9月14日、大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場で再起戦を行うことを発表した。

 9月14日の同戦はトリプル再起戦となる。グリーンツダジムでの会見には石田に加え、4月のIBF世界バンタム級王座挑戦者決定戦で敗れた同級10位の大場浩平(真正)、同じく4月の日本バンタム級王座決定戦に敗れた川口裕(グリーンツダ)の3人が出席。大場は相馬圭吾(三迫)、川口は高野誠三(真正)と再起戦を行うことを発表した。

 前戦で負ければ引退を表明していた大場は、現役続行を決断。「次の試合が続けられるかどうかという試合。これ以上は無理、力が落ちていると判断したら引退を宣言します。やれると思えたら、もう1度タイトルを目指す」と進退を占う一戦に位置づけた。

 川口は「前回負けて、もう1度やる気にはなれなかったけど、あんな試合でも周りは『また見たい』と言ってくれた。相手は元日本ランカーで再起するにはいい相手。負けたら後がない。しっかり勝ってまたタイトルマッチを組んでもらえるように頑張る」と、意気込んだ。

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