猪木氏、北朝鮮でのイベント開催を名言

 IGF会長のアントニオ猪木参議院議員が28日、東京・永田町の参院議員会館で小川直也、藤田和之とともに会見した。猪木議員は、海外戦略について「北朝鮮(イベント)は年内に実現する方向。パキスタン、スリランカ、インドからも話がある」と説明。

 会見中に弟子の2人にも「ぜひお願いして参加して下さい」と直談判した。猪木議員から「藤田は嫌だと言っている。ギャラ次第だと」と“口撃”された藤田は「とんでもない」と言いつつ、「機会があれば」と話すにとどめた。小川も「機会があれば」と同じコメントを発すると、猪木議員は「ギャラか。渡辺喜美(みんなの党代表)じゃないから、8億円ないんでダメだな」と返した。

 また、4・5両国で初めてタッグを結成する2人には「きのうまでケンカしてて、すぐ手を握ってって。政治家みたいだね。よくタッグを組むな。(ギャラは)6億円くらいいった?もっと?8億円か」とニヤリ。79年の夢のオールスター戦ではライバルの故ジャイアント馬場さんと一夜限りのタッグを組んだ猪木議員は「(当時、いろいろと)こだわったのは馬場さんの方だと思う。リングに立ったときは相手もだけど、味方の(観客への)見せ方もいい勉強」などと言葉を送った。

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