“四足のわらじ”履くボクサー鈴木哲也

 「ボクサー・父・社長・ボランティア会長」と“四足のわらじ”を履きながら戦う男がいる。日本一多忙!?なボクサーは日本ウエルター級1位・鈴木哲也(六島)。17日、後楽園ホールで同級王者・高山樹延(角海老宝石)を相手に日本2階級制覇をかけ挑戦する。

 「ずーっとラストのつもりで、負けたら最後という気持ちでやってきた。今でもボクシングだけに集中しているかというと正直、そうじゃない。そんな状態の中、続けるのは迷惑をかける。区切りと言うか、負けたら終わり。この試合をケジメにしたい」。かつてミドル級でOPBF東洋太平洋と日本王座を獲得した31歳は、集大成に位置づけた。

 大阪府立布施工科高入学と同時にボクシングを始め、在学中の99年にプロデビュー戦を勝利で飾った。だがその年に父が死去。実家の大阪府八尾市の鉄鋼業を継ぐことになった。

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