IBFランキング発表…大毅王者のまま
プロボクシングのIBF(国際ボクシング連盟、本部=米国ニュージャージー州)が最新ランキング(12月13日付)を発表し、スーパーフライ級の王者には、3日に大阪・ボディメーカーコロシアムで行われたIBF・WBA世界同級王座統一戦でWBA同級前王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に判定負けした亀田大毅(亀田)がそのままとどまった。
3日の統一戦では、前日に行われた公式計量をソリスがクリアできずに失格となり、その場でWBA王座をはく奪された。そしてIBF王者の大毅が勝てば王座を統一、負ければ王座は空位になると発表したうえで試合は決行された。しかし大毅が判定負けした後に、IBFの立会人であるリンゼイ・タッカー氏(米国)が会見を行い、「IBFの規定により勝っても負けても王者は亀田。亀田は王者に残る」と前日の発言を翻したため、物議を醸すことになった。
なお、4階級制覇を目指すという理由でWBA世界バンタム級王座を返上した亀田興毅(亀田)はIBFではランクインしなかった。1階級下のスーパーフライ級に転級した興毅はWBAで4位、WBOで2位に入っている。


