村田の対戦相手は1年半ぶりの実戦

自分の名前が入ったタトゥーを指さすデーブ・ピーターソン=東京・神楽坂の帝拳ジム
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 6日に東京・両国国技館でプロ第2戦を行うボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太(三迫)と対戦するデーブ・ピーターソン(米国)が2日、都内で練習を公開した。前日に来日したばかりだが、サンドバッグやミット打ちで軽快な動きを披露。「調子はとてもいい。金メダリストの村田に勝って自分の名前を上げたい。リングでは自分の出せるものを全て出す」と巡ってきたビッグチャンスに闘志をかき立てた。

 昨年6月に際どい判定負けでプロキャリアでは初黒星を喫したあと、1年半近く試合をしていないが、「私の住むミネソタでは試合が組まれないのはよくあること」とまったく気にしていない様子。普段は家具の配達で生計を立てており、6歳と8カ月の2人の娘のパパでもある。

 オーソドックスなスタイルで時折サウスポーにもスイッチするという適応力の高さが持ち味。パンチの主武器を聞かれると、「相手に当たったパンチが得意のパンチだ」とジョークでかわした。アマ、プロを通じて一度もダウンの経験がないそうだが、父親でトレーナーのロンさんは「ムラタは背が高く、パンチのパワーもある。そのパンチが当たらないように動いていくつもりだ」と足を使う作戦を示唆した。

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