「ノア」（１２月７日、有明コロシアム）

　田上明社長（５２）の引退試合のカードが１２日、都内で発表された。歴代付け人の森嶋猛（３５）、杉浦貴（４３）、平柳玄藩（３３）と組み、天龍源一郎（６３）＆藤波辰爾（５９）＆井上雅央（４３）＆志賀賢太郎（３８）と対戦する。試合タイトルは杉浦が「田上火山　最後の大噴火」と命名した。

　会見した田上社長は自身が選んだメンバーについて「天龍さんは大相撲から転向した若いとき、プロレスの厳しさを教えてくれた。藤波さんは（自分の）絶頂期に一番対決したかった選手。井上、志賀は第一線を退いた今のライバル。パートナーは３人とも元付け人で引退試合もお世話してもらおうと」と笑顔で説明した。

　実戦は昨年３月２５日の茨城・牛久大会（田上＆井上対丸藤＆志賀）以来となる。「可能なら技をいっぱい出したい。井上雅央に断崖のど輪（落とし）だな。天龍さんに動き負けないよう頑張る」と“大噴火”を約束した。