小橋フリー宣言へ!秋山ら5選手退団も

 長期欠場中のノア・小橋建太(45)が退団する可能性が高いことが4日、分かった。9日の両国国技館大会で“フリー宣言”するとみられる。千葉大会が行われたこの日、一部で小橋の解雇が報じられ、田上明社長(51)が会見。報道を否定したが、小橋が9日に今後についてファンに報告するとした。体調面でフル参戦が難しいことから、ノアとの年間専属契約は結ばず、フリーの道を歩むことになりそうだ。また、秋山準(43)ら5選手から、専属契約の終了申し入れがあることも判明した。

 ビッグマッチを控えるノアに激震が走った。2000年8月の旗揚げから故・三沢光晴社長とともに団体を支えた小橋の退団が濃厚となった。一部で小橋解雇と報じられたこの日、田上社長が千葉大会の会場で会見。「小橋をウチが解雇したとか、そういうことはありません」と否定したが、「小橋が自分の口から両国大会で何か発表したいと言ってる」と明かした。かつての絶対王者はリング上から、ファンへ“フリー宣言”することになりそうだ。

 2月に左けい骨を骨折し、現在は復帰を目指しリハビリ中。体調面から専属契約選手として年間フル参戦は難しいため、フリーの道を決意したとみられる。デイリースポーツの取材に対しては「今は何も言えない」と繰り返した。

 また、秋山をはじめ、GHCタッグ王者・潮崎豪(30)、金丸義信(36)、鈴木鼓太郎(34)、青木篤志(35)が専属選手契約の終了を申し出たことが判明。小橋を含む計6人が離脱する可能性がある。田上社長は秋山らについて「契約を今年いっぱいにさせてくれと言われていますが、まだそれ(決定)はありません」と話すにとどまった。今年と同条件での更新を了承していないという。

 渦中の秋山はメーンで潮崎、斎藤と組み、森嶋、丸藤、杉浦組と激突。“退団騒動”を意識した声援などもなく、GHC王者・森嶋にエクスプロイダーを放つなど、普段通りのファイトを見せた。31日まで契約を残す秋山は「(今年の契約の)すべてのことを継続ということは、申し訳ないけどしませんよと(伝えた)」と認めた上で、「新たな契約の話は12月中にすると思いますけど」と“再交渉”に含みをもたせた。また、小橋の“覚悟”について聞かれると「知ってはいますけど、僕の口からどうこういうことはない」とした。

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