一翔、初防衛戦へ加圧トレ採用で順調

 「WBA世界Lフライ級タイトルマッチ」(5月8日、ボディメーカーコロシアム)

 王者・井岡一翔(井岡)が12日、ウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)との防衛戦に向け、所属ジムで練習を行った。初防衛戦に向けて、親交のある格闘家の角田信朗氏の勧めで、加圧トレーニングを採用したことを明かした。

 加圧トレーニングは、腕などの付け根を縛って血流を制限して行う。乳酸が抜けやすく、成長ホルモンが分泌されやすいとされる。一翔は「よくなる兆しは見えている。あとは企業秘密です」と多くを語らなかったが、父でトレーナーの一法氏は「腕が軽くなる。パッキャオ並みの回転力になるように練習してます」と、世界6階級王者を引き合いに出した。

 井岡はこの日から、フィリピン人選手を相手に本格的なスパーリングを開始。髪の毛を染める前の金髪姿で6ラウンドを戦い、順調な仕上がりを見せた。

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