一翔4月下旬にも次戦 W世界戦検討

 ボクシングの2012年の年間優秀選手表彰式が25日、都内のホテルで行われた。プロ男子の最優秀選手を受賞したWBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(23)=井岡=は、プロモーターで父の一法氏が次戦を4月末にも行う意向を明言。アマの最優秀選手を受賞したロンドン五輪金メダリストの村田諒太(27)=東洋大職=は、ボクシングのメジャースポーツ化を目指して活動することを宣言した。

 一翔が大型連休の前に日本を沸かせる。次戦について、父でプロモーターの一法氏は「相手はまだ決まってないけど、GW前、4月後半にはやりたい」と明かした。大みそかに続き、同門でWBA世界ミニマム級王者の宮崎亮とのダブル世界戦を大阪で検討している。

 一方で、WBAは24日に世界ライトフライ級スーパー王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)との対戦勧告を両陣営に出した。試合は昨年12月31日から90日以内の規定で、1月24日から2月23日までの交渉を義務付けた。“ロマゴン”は34戦34勝28KOの超難敵だが、一翔は「同じ階級ですから、近い将来、そういった対戦があると思う。やるときが来るなら運命に従うしかない」と興味を示した。

 12年は、日本人初の統一王座に輝いたほか、日本人最速となる11戦目での2階級制覇を達成。「最優秀選手賞が指定席になるように、結果を残していきたい」と“MVP連覇”を誓った。13年も無敗ロードを突き進む。

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