村田らが五輪開催へ財界とタッグ
経済同友会が21日、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致をバックアップするため、招致推進PT(プロジェクト・チーム)を立ち上げ、その発足記念としての講演会とパネル・ディスカッションを都内で開催した。市原則之・IOC専務理事による講演の後、パネル・ディスカッションにはロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルの村田諒太(26)=東洋大職員=、競泳女子400メートルメドレーリレー銅メダルの上田春佳(24)=東京スイミングセンター=らが出席した。
諸外国のスポーツ先進国に比べて、予算や環境においては万全の態勢とはいえない面もあるだけに、財界面の後押しは心強い援軍になるはず。PTの委員長を務める新浪剛史氏(ローソン取締役社長)は、「官政財界が一体となって、オールジャパンでぜひ東京に五輪を持ってきたい」と力強く宣言。開催地での食事面でのサポート体制は充実してきたという村田だが、「強い国はコーチがマンツーマンでついている。金メダルを獲ったから支えるのではなく、その競技が金メダルを獲るために支えてほしい」とさらなる充実へ提言した。


