一翔返上ベルト獲り!宮崎12・31初世界戦

 ボクシングの井岡ジムは18日、大阪市浪速区の練習場で、東洋太平洋ライトフライ級王者の宮崎亮(24)が12月31日に大阪・ボディメーカーコロシアムでWBA世界ミニマム級王座決定戦を行うことを発表した。

 同じジム所属で、日本選手初の世界統一王者となった井岡一翔が返上したベルトに挑戦する。対戦相手のWBA同級4位のポンサワン・ポープラムック(34)=タイ=は、一翔と統一戦で戦った八重樫東に昨年10月に敗れて王座から陥落した。

 宮崎は現在、WBCは世界ライトフライ級4位だが、WBAでは世界ミニマム級2位。1つ下の階級に転向して世界初挑戦に臨む。一翔とは大阪・興国高の同級生。ようやく訪れたチャンスに宮崎は「複数階級制覇への足がかりにしたい。一翔が王者になれて、自分もなれないわけがない。1回KOで勝つ」と意気込んだ。

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