秋山vs船木、3冠戦へ危険な初遭遇
「全日本」(12日、後楽園ホール)
3冠王者・秋山準が全日本に乗り込み、V5防衛戦(26日・大田区総合体育館)へ向けて挑戦者の船木誠勝と前哨タッグ対決を行った。初遭遇マッチは両者が危険なニオイを発散させながら進行。船木は序盤で秋山に左顔面をマットに打ちつけられ、しばらくリング下にうずくまった。キックを放って反撃したが、秋山はエクスプロイダー、ランニングニーでお返し。奮起した船木は青木篤志をハイブリッドブラスターで圧殺したが、内容的には秋山が上回った。
船木は「腰が重いし、レスリング、肉体も強い。スタミナもあるし、一発が思い」と、王者を絶賛。しかし、顔を狙われたことには「注意しないといけない。東京ドームの悪夢がよぎった」と、厳しい表情を浮かべた。収穫もあったようで「1回やっておいてよかった。弱い部分も見つけられた。ベルトは絶対取り戻す」と本番を見据えた。
