苦しめられた左足首や左足親指のけがが癒えつつあり、大関安青錦に笑顔が戻ってきた。1年納めの場所を前に「稽古をできるのが久しぶりで、ちょっと変な感じ」と言う。今年は故障の連鎖や関脇転落を経験するなど、苦境の連続だった。

 大関復帰の先場所は千秋楽相星決戦で横綱大の里に完敗し、2場所連続優勝はならなかった。得た教訓は「稽古して強くなるしかない」。10月の秋巡業では早い時間から稽古場に姿を見せ、四股やすり足で徹底的に下半身を鍛えた。

九州場所に向けて稽古に励む安青錦(左)=10月29日、福岡県久留米市の安治川部屋宿舎
九州場所に向けて稽古に励む安青錦(左)=10月29日、福岡県久留米市の安治川部屋宿舎